(Library) 拡張Gtool3形式URY16とMR4をGPhysで開く
作成者:樫村 博基
概要
GPhysライブラリはgtool3形式のUR4とUR8に対応してますが、MIROCグループで2008年ごろに拡張された新形式URYnn、MRYnn、MR4、MR8には対応していません(nnは01から31までの整数)。
MIROC5以降では新形式で出力されることが多いため、これを読むために、GPhysのgphys/gtool3.rbを改造しました。
ただし、樫村が必要に迫られたURY16とMR4への対応にとどまっています。 なお、URY16は16bit(2バイト整数)でパックした形式、MR4は単精度浮動小数点だが欠損値範囲をマスクで与えてデータサイズを小さくした形式です。
ソースファイル
- 改造したもの:gtool3_URY16_MR4_utf8.rb
使い方
gtool3_URY16_MR4_utf8.rbをダウンロードして、gtool3.rbに名前を変更した後、使用しているRubyのGPhysライブラリのなかの、gtool3.rbと置き換えてください。
すると従来形式と同様にして、GPhysオブジェクトとして開くことができるようになります。
更新履歴
- URY16形式で鉛直軸の大きさが1の場合に読めない問題を修正。文字コードをUTF8化。[2015.10.01 樫村]
キーワード:[Gtool3]
参照: