(Application) PNGとJPEGのPS化

作成者: 野本理裕

概要

PNGやJPEGをPostscriptに挿入するための文字列を作成します。座標設定さえできればDCLの絵と重ねることも可能です。

画像の伸長・再圧縮は行いませんが、バイナリデータをASCII化する関係で元画像の約1.3倍の重さになります。

対応形式

  • PNG
    • グレースケール
    • トゥルーカラー
    • インデックスカラー
    • (※透過画像には非対応)
  • JPEG
    • グレースケール
    • カラー (RGB, CMYK)

使い方

画像単体のEPSを作成する

$ ruby raster2eps.rb image.png output.eps

Postscriptに挿入する文字列を作成する

require './raster2eps'
img = Raster2eps.new( "image.png" )
img.scale  = [ sx, sy ]   # 貼り付けサイズ
img.trans  = [ tx, ty ]   # 平行移動
img.rotate = angle        # 回転
img.interpolate = true    # 補間表示
str = img.convert   #=> "%%BeginObject...%%EndObject\n"

サンプルスクリプトsat_hdfe.rbは、高知大学の衛星雲画像にDCLの図(地図と、データがあればSLP)を重ねます。

$ ls
MERRA300.prod.assim.inst3_3d_asm_Cp.20140215.SUB.nc  raster2eps.rb  sat_hdfe.rb
$ ruby sat_hdfe.rb hf.2014021509.jpg output.ps   # 画像は手元に無ければwgetによってDLされる

output_clip.jpg

更新日時:2014/07/20 12:31:56
キーワード:[Postscript] [PNG] [JPEG]
参照: